面接で採用を勝ち取ろう ~グループディスカッション対策~
こんにちは。長野県の中信地区(松本市 塩尻市 安曇野市近辺)の人材派遣会社 サンスタッフです。
今回は、グループディスカッション面接の流れと対策をご紹介します!
一度に多くの応募者の中から選考できて、社会人として必要な人との交わりのスキルを見極めることができるグループディスカッションは近年多くの企業で採用されている選考方法です。
では、面接官がグループディスカッションによって応募者のどのような能力を評価しているのか?
・ コミュニケーション能力
・ 協調性
・ リーダーシップ力
・ 知識量
この4つを主に評価しているといっていいでしょう。
企業側から与えられたテーマについて議論して結果を発表します。
必ずしも議論に勝った人が通過するわけではありません。あくまでも上記の4つを基準にみているので評価基準には十分注意して下さい。
グループディスカッションの基本データ
・ [ 受験者 ] 4~8名程度
・ [ 面接官 ] 1~3名程度
・ [ 試験時間 ] 30~40分程度
流れと対策
[テーマの配布]
一人で考える時間を5分~10分程度もらえます。
[試験開始]
・ 自己紹介
いよいよ始まったら「まずは自己紹介からはじめませんか?」と自分から他の参加者に話しかけましょう。
・ 司会(リーダー)決め
議論する上で司会がいなければ話し合いは成立しません。
開始前に面接官から「司会者を決めてから始めてください」と指示がある場合もあります。
なかった場合、司会を担当したいなら「よろしければ、私が司会を担当しようと思うのですが。」と切り出しましょう。否定されることはほとんどありません。
・ 役割分担
それぞれの役割を決めましょう。司会、タイムキーパー、書記その他に分けるのが一般的です。
自分の得意な役割に立候補しましょう。
[司会]→参加者全員にしっかりと発言する機会を与え、議論をスムーズに進めることができるなら是非立候補してください。
進行、質問を振るだけでなく、自分の意見はしっかり述べるように注意してください。
[タイムキーパー]→残り時間などを伝えるだけではなく、●と×に的を絞って議論を進めるのはどうですか?と時間配分をして推し進める役目も担いましょう。
[書記]→的を射た発言を簡潔にメモする役割。発言する機会が減ってしまうので速記力に自信がないのならおすすめしません。自信があるなら自分のメモを利用して議論のポイントを整理できるので長所を活かせるでしょう。
[その他]→行動に制限がないため、評価基準を満たすための行動を常に自由に行えます。
・ 議論
司会者の流れに沿い、議論を進めていきます。
発言が必須!黙っているだけでは評価は下がります。この場合も、「結論→理由」といった話し方が有効です。
他人の意見にもよく耳を傾け、発言が少ない人には「○○さんはこれについてどう思いますか?」と意見を引きだしましょう。反対意見を言われても、冷静に話し合いましょう。
・ 整理、発表
残り10分前が目安です。多数決で結論を出すのはあまりよくありません。最終手段にしましょう。
もう一度一人一人意見を言って議論を整理します。整理することで発表しやすくなります。
代表者が理由や結論を、簡潔に分かりやすく発表します。
・ 終了
「皆さん、お疲れさまでした。」も自分から発言するように心がけましょう!
「全員で協力して通過するぞ!」という仲間意識が大事です。
次回は、グループディスカッションに作業が追加された「グループワーク」についてご紹介します。