内定にまつわる基礎知識 ~封書でのお礼状~
こんにちは。長野県の中信地区(松本市 塩尻市 安曇野市近辺)の人材派遣会社 サンスタッフです。
採用内定通知をもらった後は、「御礼状」を送りましょう。
今回は、基本的な書き方と例文をご紹介します。
では「御礼状」は、どういったものを書けばよいのでしょうか?
基本的には手書きで書こう
・ 相手に感謝する気持ちや今後の決意、面接に際して時間をいただいたことへのお礼を伝えるために、なるべくパソコン書きは避けましょう。
・ 縦書きの便箋でボールペンか万年筆で書きます。(基本的には縦書きですが横書きでも構いません。)
内容
・ 採用してくれたことに対するお礼と、抱負などをあらためて書きます。
タイミング
・ 「御礼状」は内定をもらったその日か次の日に出しましょう。
・ 採用担当者宛とし、内定承諾書などの書類を同封して送ります。
・ 書類の提出までに時間を要する場合や、提出書類のない場合は、お礼状のみを先に送りましょう。
注意点
・ 誤字、脱字に注意しましょう。先方の社名や担当者名に誤りがあると非常に失礼です。
・ 間違えてしまった際は、修正テープなどを使わず新しい便箋に書きなおしましょう。
[例文①]
平成◯◯年◯◯月◯◯日
○○○株式会社
○○様
住所×××
◯◯◯◯
謹啓 早春の候、貴社におかれましては、益々ご隆盛こととお喜び申し上げます。
先日は御多忙のところ、私の面接のためにお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
またこのたびは、採用内定のご通知を頂戴し、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
入社までの○○日間は、入社後すぐにでも結果が出せるよう○○について学ぼうと考えております。
これからも初心を忘れず日々努力する所存でございますので、どうか今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
まずはお礼を申し上げたくお便りいたしました。ありがとうございました。 敬具
[例文②]
平成◯◯年◯◯月◯◯日
○○○株式会社
○○様
住所×××
◯◯◯◯
謹啓 新秋の候、貴社におかれましては、いよいよご繁盛のこととお喜び申し上げます。
先日は、ご多忙中のところ、私の面接のためにお時間を頂戴いたし、誠にありがとうございました。
また、このたびは内定のご通知をいただきまして、心より感謝申し上げます。
内定のご通知を拝読し、改めて入社の意を強くするとともに、貴社の発展のため一意専心努力いたす覚悟でございます。
未熟な私ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
指定の書類をお送りしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、まずは書中をもちまして御礼とご挨拶を申し上げます。 敬具
といった内容であれば問題ないかと思います。
「御礼状」は、送らなければならないという決まりはありませんが、今後お世話になる会社です。
社会人としての意識を持ってしっかりとお礼を述べて、気持ちの良いスタートを切りましょう!
次回は、メールでの御礼状についてご紹介します。