ただの水を飲むだけじゃ熱中症の予防にはならない!?

こんにちは、長野県の人材派遣会社サン・スタッフです!
最近は梅雨入りしたのに「本当に梅雨?」って思うほど雨が降りませんね;
雨が降らない代わりに気温がどんどん高くなってくるから
熱中症などに気をつけなければいけない季節になってきましたね…( ;∀;)

なので!!
今回から何個かに分けて熱中症に関することをお伝えしていこうと思います!!

☆熱中症とは☆

 

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もうご存知だとは思いますが、ざっくり言うと高温多湿な環境下で長時間過ごすことによって、
身体が処理できなくなることで生じる様々な症状の総称のことを言います。

症状としては、めまい・頭痛・吐き気・失神・筋肉の痙攣などなど。
ひどい場合は救急車で搬送されたっていうニュースを見かけたりもしますよね。

 

☆熱中症のメカニズム☆

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体の中では常に熱が作られていて、この熱を外に逃がすことによって体温は36〜37度で
保たれています。

しかし、運動をしたり、気温が高いところにいると体温が上がります。
体温が上がることによって、体の表面に流れる血液の量が増えて熱を外に出そうとします。
その場合に、身体中に血液が行き渡るため、一時的に貧血状態になります。

そしてその時に脳に十分な血液が送られず酸欠状態になるため、立ちくらみや意識を失うことがあります。
同じく汗をかくことでも体内の熱を外に逃がすことができます。

汗をかいたら水分を取るのが一番なのですが、
ただのをとったとしても逆効果なのです!(ここ重要です)

そもそも私たちの体には、0.9%のナトリウムを含んだ血液が循環しています。
また、汗にもナトリウムが含まれているので汗をかくと水分だけでなくナトリウムも失われます。
一定のナトリウムの濃度を保たなければ様々な不調が出てきます。

もし水分だけとったとしたら、血液中のナトリウムがうすまり、
身体はこれ以上ナトリウム濃度を下げないように、水を飲む気を無くさせると同時に
余分な水分を尿として排出するので、汗をかく前の体液量に回復できなくなります。
飲んでも無駄ってことですね…。
その結果、運動能力が低下し、体温があがり熱中症になるそうです!

 

簡単にいうとこんな感じです↓

熱中症のメカニズム

 

な・の・で!

ナトリウム濃度を下げないように、水分だけを取るのではなく、
ポーツドリンクのような塩分糖分が入った飲料を飲むのが効果的です( ^∀^)

最近ではスポーツ飲料の他に、ミネラル入り麦茶が効果的という研究結果も出たそうです。
ミネラルは人の体の中では作ることができないため、麦茶などで補給しましょう♪

喉が渇いてから飲むのは遅いらしく、こまめに水分をとって夏を謳歌しましょう☆

2017-06-29 | Posted in スタッフBlogNo Comments » 

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