入社式の挨拶~マナーと盛り込みたいポイント~

こんにちは。長野県の中信地区(松本市 塩尻市 安曇野市近辺)の人材派遣会社 サンスタッフです。

 

 

一社会人として、初めて臨む大切な儀式が入社式。

そこで、もし「新入社員の代表挨拶をしてほしい」とお願いされたら・・・と、不安だらけでしょうが失敗は許されません。

今回は、役目を果たせるよう、挨拶の基本マナーやポイント、例文をご紹介していきます。

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入社式の挨拶 基本マナー

① 敬語

・上司や先輩に対しては敬語を用いるのがマナー。
・社外の相手に対しても敬語を用いるのがマナー。

② 会釈、礼

・壇上に上がる前に役員席に会釈し、壇上に上がってから一礼。
その後スピーチを始める。

・演壇がない場合にも、役員席に会釈してから中央に進み出て一礼し、その後スピーチを始める。

 

・スピーチが終わったら礼をし、演壇から降りてから向きを変え、役員席に一礼してから自席に戻る。

 

盛り込みたいポイント5つ

① 入社式を開催していただいたことに対するお礼

② 社長の訓示や励ましに対するコメント(アドリブ)

③ 入社に対する喜びの気持ち

④ 仕事に対する抱負や決意

⑤ 支援や指導をお願いする言葉

 

例文

その①

全体の構成

  1. 入社に対する喜びの気持ち
  2. 社長の訓示や励ましに対するコメント
  3. 抱負や決意
  4. 支援や指導をお願いする言葉

○○部に配属になりました△△と申します。

平成××年度の新入社員を代表いたしまして、一言抱負を述べさせて頂きます。

この一年あまりの間、超氷河期と言われる就職難の中で、自分を本当に活かすことができる仕事は一体なにか、自分を認めてくれる企業はいったいどこか、ということについて真剣に考えてきました。

本日こうしてこの□□という会社で、社会人としての第一歩をここにいる仲間とともに迎えられたことを大変嬉しく思います。

また、先程、社長からこの会社の歴史や、様々な実績と成果についてお伺いし、これまで一人の消費者としてしか接していなかったこの会社の素晴しさを改めて知ることができました。その一員となれたことに身の引き締まるような思いがいたしております。

しかしながら、この歴史ある大企業の中にあっても、決して満足せず、そして慢心せず、常に向上心を持って業務に取り組んで参りたいと思います。

申し訳ございません。随分と生意気を申しましたが、実際のところは右も左もわからないスーツを着た学生という状態でございます。諸先輩方におかれましては、私たちにぜひ厳しくも温かいご指導をお願い致します。
 先輩たちが築いて来られた歴史と伝統に恥じぬよう、また、自分らしさを忘れない志を持って、私たち新入社員100名、本日より業務に精励いたします。
どうかご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


その②
全体の構成
  1. 簡単な自己紹介
  2. 入社に対する喜びの気持ち
  3. 抱負や決意
  4. 支援や指導をお願いする言葉

 

 本日入社いたしました△△と申します。
実家は長野です。大学までずっと長野で過ごしましたので、こちらに来て今朝の通勤ラッシュに驚き、とにかく全く違う環境にただただ驚いています。
 この一年あまりの間、氷河期と言われる就職難の中、自分を本当に活かすことができる仕事は一体なにか、自分を認めてくれる企業はいったいどこか、ということについて真剣に考えてきました。
 本日こうして社会人としての第一歩を、この□□という会社で迎えられたことを大変嬉しく思っています。
 学生時代の専攻は他分野ですが、ジャンルにとらわれることなく常に問題意識と興味を持って仕事に取り組みたいと思っています。今日は初めての出社で少し緊張していますが、一日も早く仕事を覚え、また、皆さんにも自分の顔と名前を覚えて頂けるよう頑張りたいと思います。
 慣れない仕事でご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、やる気だけは人一倍あります。
どうかご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


その他の使える例

 

  • □□会社という大きな組織の中にあっても向上心を失わず、諸先輩方とともに仕事ができることを光栄に思います。
  • この歴史ある○○会社の中にあっても、決して満足することなく、慢心せず、気概を持って業務に取り組んでまいりたいと思います。
  • この入社式での新鮮な気持ちを忘れることなく、日々精進していきたいと思います。

 

終わりに

代表挨拶は、形式通りのスピーチを行う方が良いでしょう。

アドリブになりますが、余裕があれば社長から頂いた訓示に対するコメントも一言添えられるといいです。

大きな声で、はっきり、ゆっくり、落ち着いて話すことができるよう、何度も練習してください。

しっかり役目を果たせるよう、最大限の準備と努力をしましょう!

 

次回は、正しい敬語の使い方についてご紹介します。

2015-05-11 | Posted in How to, お知らせNo Comments » 

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