会社での正しい敬語の遣い方

こんにちは。長野県の中信地区(松本市 塩尻市 安曇野市近辺)の人材派遣会社 サンスタッフです。

 

会話や電話だけでなく、手紙や文書においても敬語は一般常識として必ず必要なものです。

正しい言葉遣いができなかったらどうしよう・・・

今回は、そんな不安を解消する、ビジネスシーンで良く用いられる語句や言い回しをご紹介します。

 

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まず最初に、正しい言葉遣いは一朝一夕では身につきません。

ではどうしたらいいのか?

自分の作業に集中するのもいいですが、新入社員は周りの上司や先輩の言葉遣い、電話応対をよく聞きましょう。

とにかく注意深く聞く。上司や先輩の会話は生のビジネス会話です。

しかし、残念ながら先輩の敬語も全てが正しいとは言えません。

全てを正しいと思って聞いていると、自身も間違った敬語を覚えてしまうことになりますから、そこは気をつけてください。

自身でも正しい敬語を学びましょう。

ビジネス用語「自称・他称」

 

自称 他称
わたくし、自分 ○○様、あなた様
弊社、当社、小社、私ども 御社、貴社
おうかがい、お訪ね お越し、ご来社
考え、私見 ご意見、ご意向
粗品、寸志 結構なお品

 

よく使われるビジネス敬語

 

基本 敬語
だれ どなた様
あの人 あの方、あちら様
どうしますか いかがなさいますか
いいですか よろしいでしょうか
すみません 申し訳ございません
すみませんが 恐れ入りますが
できません、やれません いたしかねます
知りません 存じません
わかりました かしこまりました、承知いたしました

 

間違えやすい敬語

 

誤× 正○
(社外の人に)○○社長が ○○が
(名前を呼び捨て。敬称はいらない)
ご苦労様です お疲れ様です
(「ご苦労様」は目下の人間に使う)
お客様がそう申しておりました お客様がそうおっしゃっていました
資料は拝見されましたでしょうか 資料には目を通していただけたでしょうか
先日私がお行きした際には 先日私がお伺いした際には
(自分の行動に尊敬語を使わない)

 

※ 社外の人と話すときには、社長、部長などは役職の名称そのものが敬称になっています。

なので、社外の人に「○○社長が」という言い方はしません。

社長、上司であっても名前で呼び捨てにするのが正しい言葉遣いです。

社内の人に対して尊敬語を使いません。

例えば、「見本部長ですか?いらっしゃいます」→「見本ですか?おります」となります。

これは、新入社員によくあることなので気を付けましょう。

 

最後に

 

今回紹介したものは一部に過ぎません。

一概に、これはダメ!と使ってはいけない言葉を断定するのは難しいです。

なぜなら、そのときの状況や対応する人によって、タブーになる言葉は様々だからです。

もし使ってはいけない場面で使ってはいけない言葉遣いをしたときは、周りの上司や先輩が注意してくれるでしょう。

新人が間違うことぐらい当然です。上司や先輩もわかった上で温かく見守ってくれるでしょう。

 間違うことを恐れて自分から積極的に話さないことの方がよくない!

恐れずにどんどん話してみましょう。

 

次回は、電話対応のマナーについてご紹介します。

2015-05-15 | Posted in How to, お知らせNo Comments » 

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